鍼・灸

針は痛いの?

みなさんは,蚊(カ)にさされると痛いですか?

ちなみに、ハリ(鍼または針)は、ほとんど痛くありません。

小さなお子さんに打っても、キョトンとしている事がほとんどです。

 

なぜなら、ハリ治療で使用するハリは、ハリの中を薬が通るわけではないので、

注射針よりずっと細いのです。(一番細いものは直径0.1ミリです。)

 

ただし、徹夜明けで体調が悪いとか、そこの局所がかなり悪化している、

などの場合は、痛みを感じる場合があります。

ハリが苦手の場合は無理することはありませんので、お気軽にご相談ください。

~鍼の施術方法~

気の流れを司る経絡にある経穴(俗に言うツボ)に刺鍼・施灸することによって、

心身全体を健康に導くというものです。

 

鍼灸の適応症状

肩こり・腰痛・首痛・テニス肘・各種神経痛(頚腕症候群・坐骨神経痛)

肩関節周囲炎・各種関節炎(慢性関節リウマチ)・胃炎・腸炎・気管支炎

慢性疲労・生理痛・体調不良・不定愁訴・更年期障害 ・・・など

 

指庵の鍼(はり)は、全て清潔で安全な使い捨て(ディスポーザブル)

の鍼を使用していますので、病気などの感染の心配はございません。

 

自律神経鍼

太さ0.12mm~0.16mmの細い鍼で、軽い刺激をします。

痛みは無痛に近いです。ぎっくり腰などにも効果的です。

 

経絡鍼灸治療

脈、舌、お腹の触診などの後、全身治療となります。

鍼も細いものから、太いものまで使用します。

不定愁訴などに対して、全身のバランスをとる事で対応します。

 

運動器鍼

故障している筋肉のみに鍼を刺し、場合によっては、

パルス(微弱電流)を流し、筋肉を回復させます。

 

痛みのメカニズム

 

痛みはどこからくるのでしょう?

私達は地球の重力の中で暮らしています。

その為に体重があるわけですが、その体重が腰や膝といった関節、

あるいは内臓などにバランスを崩した状態で負担をかけていたらどうなるでしょう?

人間はある種の軸性で、バランスを保っています。

その軸性が崩れていたらどうなるでしょう?

例えば、車。車は4個のタイヤがあります。

ところが、右のタイヤと左のタイヤをつなぐ太いシャフトがねじれていて、

右のタイヤと左のタイヤがバラバラな方向を向いている状態で走行したら・・・

一体どうなるでしょう??

しばらくは走れても、その内に不具合が生じてしまいますね。

人の体は車よりもっとデリケートに出来ています。

また、車のように左右対称でもありません。

それは、その人間の住む場所の重力場に関係するといわれています。

(地球の重力のかかり方は、場所により異なるといわれていますが、詳しい事はここでは割愛します)

例えば台風の回転方向を天気予報などで見た方も多いと思いますが、回転方向は通常同じです。

また、野球のダイヤモンド、陸上競技のトラックなど、皆ほぼ同じ方向に廻ります。

そして人体も何もしなくて右肩が前に出やすく、左肩は後ろに下がりやすい。

これはなぜでしょう??

様々な要因が考えられますが、我々は重力の方向性に着目しました。詳しい書述はスペースの問題でできませんが、

要するに生理的許容範囲をこえる圧力(長時間の同じ姿勢による体重や運動や交通事故などの外力など)の集中は、

身体の破壊を生じる、という考え方です。この重力荷重放散理論に基づき、

どのようなバランスであれば人体の破壊を防ぎ、回復させることが可能か、

というコンセプトに基づいて整体の施術を行なっています。


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